スキャモンの発達曲線

大阪体操クラブ高槻体操クラブスポーツ学園 コラム

今回は少し専門的で科学的なお話です。

スキャモンの発達曲線という言葉は聞いたことがありますか?

1928年にスキャモンというアメリカの医学者・人類学者が学会で発表し、現代でも広く取り入れられている考えです。

ではどのような考えなのかお伝えします。

 

『運動神経は遺伝ではなく経験です』

 

人はゴールデンエイジにいかに経験するかでその後の発達が大きく変わります。

ゴールデンエイジ」とは、運動能力の基礎部分に最も影響を与える年代のことです。 神経伝達系は生まれてから5歳ごろまでに80%まで成長し、12歳でほぼ100%に達します。
運動神経は、幼少期からの正しい理論に基づいた運動・トレーニングで決まります。"運動神経は生まれつきのもの"ではないのです。

また、運動をすることによって脳細胞が増えるため運動能力が高いお子様ほど学力も優秀な傾向があるというデータも出ています。

 

大阪体操クラブやスポーツ学園、高槻体操クラブでも上述にある「正しい理論に基づいた運動」を心掛けています。

現代はスポーツを科学する時代です。

プロ野球選手やオリンピック選手も専門性の高いトレーナーや指導者によってどんどん成績を上げていっています。

 

体力、精神力、協調性などに様々な良い効果をもたらす体操ですが、科学的な視点から見ても

幼少期において非常に重要な役割を果たすものです。

 

少しカタいお話になりましたが、とにかく子どもは元気いっぱい身体を動かして楽しく成長していけば良し、そういうことでございます。

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