『自信育てについて』
ー 子育ての90%は自信を育てられるかどうかにかかっている ー
「自分はできる!」と心から信じられる子は勉強やスポーツ、人間関係において積極的で前向きな性格の子に育ちます。
ではこのように自主性が高く、新しいことに果敢にチャレンジできる強い子に育てるには
親としてどのような心がけをすべきなのでしょう。
日本では古くから「他人に迷惑をかけない」「集団のルールを守らなければならない」
つまり右向け右の精神を重んじるような慣習があります。
そのせいで親は周囲の目を気にし、子どもの行動に「あれしちゃだめ!」「これしちゃだめ!」と制限をかけてしまっているのです。
この制限は「自信育て」において非常に良くない結果を招くことになります。
ー 過干渉は子どもから自信を奪う ー
たとえば2歳児が一生懸命コップで水を飲もうとしているのを親が手出しして飲ませるということがあります。
これは子どものチャレンジを先回りして奪うことになります。
これを過干渉といいます。
過干渉は子どもからやる気を奪い自信を減退させます。
「危ないから」「服が濡れるから」「時間がかかるから」と横取りすることは子どもの成長機会と自信を奪っていることに繋がります。
そんな気持ちをこらえ見守ることで自主性を育むことができるのです。
もちろん「しつけ」という部分での「制限」は必要です。
この2つのバランスと線引きが親に求められてきます。
そして子どもが自発的に行動を起こし成功した時にはしっかりと褒めてあげてください。
「今までできなかったことができるようになった」「1人でできた」など、成功を見逃さずにしっかりと成果を称えてあげることで、成功体験を積むことができます。
参考文献から引用させていただきましたが、スポーツ学園の教育理念と重なる部分が多かったので記事にさせて頂きました。
現代社会の子育てにおいてわかりやすく開設されているお勧めの一冊です。
参考文献「世界標準の子育て」 著:船津 徹
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