子どもの熱中症対策

大阪体操クラブ高槻体操クラブスポーツ学園 コラム

子どもの熱中症対策については、以下のポイントを参考にしてください。

 

1. 水分補給

定期的な水分補給: 喉が渇く前にこまめに水を飲む習慣をつけましょう。特に運動や屋外活動の前後には必須です。

スポーツドリンクの利用: 汗をかいた後は、電解質を含むスポーツドリンクを飲むのも効果的です。お茶にも熱中症予防に良いとされるミネラルが含まれていますが塩分が含まれていない為、吸収が悪くなります。

スポーツドリンクの場合、塩分と水分を同時に摂取できるので熱中症対策に適していると言えますが、子どもには糖分を取りすぎる可能性もあるので、水で薄めるのが良いでしょう。

 

2. 適切な服装

通気性の良い服: 吸湿性や通気性に優れた素材の衣服を選びましょう。

帽子や日傘の使用: 外出時には帽子や日傘で直射日光を避ける工夫をしましょう。

3. 環境管理

涼しい場所の確保: 暑い日はエアコンの効いた室内や、日陰で過ごす時間を増やしましょう。

車内に放置しない: 短時間でも車内に子どもを置き去りにしないようにしてください。8月の炎天下でエンジンを切った状態の車内温度は昼間で55℃を超えます。

 

4. 休憩

定期的な休憩: 長時間の運動や遊びを避け、定期的に休憩をとるようにしましょう。

5. 食事

バランスの良い食事: 夏場は特に、ビタミンやミネラルを含むバランスの取れた食事を心掛けましょう。

6. 熱中症のサインを把握

初期症状の理解: 子どもは自分で体調不良をうまく伝えられないことがあります。顔色が悪い、汗が異常に多い、体温が高い、元気がないなどの初期症状を見逃さないように注意しましょう。また、急に汗が出なくなった状態になった場合、熱中症の症状がかなり進んでいるサインです。

 

迅速な対応: 熱中症が疑われる場合は、すぐに涼しい場所に移動し、水分補給(経口補水液やスポーツドリンクがベスト)と体を冷やす対策を行います。特に首の前面の左右、両脇の下、足の付け根の前面を氷のうなど冷たいもので冷やしましょう。

 

7. 教育

熱中症についての教育: 子どもにも熱中症のリスクや予防方法を教え、自分で対策を取る力を育てることが大切です。

 

 

今年も猛暑が予想されており熱中症アラートが発令されることもあると思いますが、これらの対策をして楽しい夏を過ごしましょう。

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