SAGA2024 国民スポーツ大会

『SAGA2024国スポ大会』体操競技の部が9月5日(木)~8日(日)SAGAサンライズパークにて開催されました。

今までは『国民体育大会』(国体)という名称でしたが、今年から『国民スポーツ大会』(国スポ)という名称に変わりました。

〝新しい大会へ。〟をスローガンに会期前のトップバッターとして体操競技がスタートです。
47都道府県を9ブロックに分け、それぞれの予選を勝ち抜いた各府県の精鋭チームが残暑厳しい佐賀県に集いました。

 

〘以下、成年女子監督の林先生の報告です〙


大阪府は例年の如く、近畿ブロック予選を勝ち抜き全種別(少年男女・成年男女・新体操・トランポリン)本大会に進める事ができました。(体操の全種別が本戦に出場できるのも大変な事です。出場できているのは47都道府県中、三県だけです)

大阪府成年女子のメンバーは、全日本学生大会上位校(順天堂・仙台・大阪体育)のレギュラー四名とオリンピック選手一名の正に【大阪ドリームチーム】
まず一種目目のゆかではトップバッターがまさかの着地ミスからスタート…不穏な空気感が漂いました…しかしそこからは各大学のベテラン選手たち。一人のミスを全員でカバーしながら、点数を重ねていきました。(五名演技してベスト4をカウント) そして一番心強かったのは東京五輪出場の杉原愛子選手の自信に満ち溢れた会場全体を魅了する演技。大阪の他の選手も杉原選手の演技に続く勢いで演技できました。

 

しかしオリンピック選手とナショナル選手有する福井県が着実に点数を重ね、大阪は一歩及ばず準優勝となりました。
しかしながらこの大会が引退試合となる学生もいて、有終の美にふさわしい演技、そして演技後の歓喜の涙には、私も心うたれるものがありました。

 

男子チームは実業団チーム(セントラルスポーツ・徳洲会体操クラブ)から選りすぐりのトップチーム。このままオリンピックに出場してもメダルが取れるのではないかと思う程のハイレベルチームで臨み、二位以下をブッチ切りに引き離しての圧倒的優勝‼
 

男子優勝、女子準優勝と大阪の強さを見せることができた国スポでした。

 

この大会は他にも岡山代表で金メダリストの岡慎之助選手や福井県から杉野正尭選手、少年女子では中村遥香選手や岸里奈選手らパリオリンピアンが出場(話題の宮田笙子選手も…)
その影響もあり、会場は連日の満員状態、大声援が響いていました。

 

全選手成績はこちら(日本体操協会HP)

 

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